本日は一枚板製作状況の御連絡です。
モンキーポッド一枚板カウンターを製作しております。
w3900mmある長い一枚板。こちらの一枚板でw2500のカウンターと残りはローテーブル一枚板としてお届けします。
内装に合わせて異形に加工しております。
形状に応じて反り止めをつけていきます。
ダイニング同様にカウンターに反り止め付けていきます。
カウンターへの反り止めはカウンター専用ページをご確認ください。https://eury-dike.com/blog/2019/09/15/倉庫で選ぶ一枚板%e3%80%80ブラックウォールナット一枚-2/
事前に図面にて打ち合わせしておりますのでその通り製作しております。
集中した私に多い写真の撮り忘れをまたやってしまいました。
キレイに完成していますので、塗装前に撮影しご紹介致します。
次はブラックウォールナット一枚板ダイニングテーブルです。
w2500ある一枚板をw1400のダイニングとw1100のベンチ2脚へと製作していきます。
倉庫見学時の見学時の様子です。
こちらの一枚板を製作していきます。
まずは厚さを確保するため事前に2つにカットし平面を出していきます。
この様に大型の機械2機を使用し平面を出します。
カットした一枚板です。
研磨後このような状況になりました。
気にめり込んでいるこの灰色の金属なんだと思いますか?
これは研磨する前に事前にわかっていましたので、倉庫見学時お客様にもしっかりご説明しております。
倉庫見学時はこんな感じです。お客様もそういうのも面白くて素敵ですね~とおっしゃて頂いていました。
この金属の正解はこちらです。
散弾銃の玉です。
ブラックウォールナットはアメリカの木で、山間部で銃を使い木に玉が入ります。
初めは外から打ち込まれたので樹皮部から玉の位置まで穴がありますが、木の成長とともにその穴は塞がり玉だけを
内部に抱えます。その後何年何十年とかけて成長し、一枚板の中央付近に散弾銃の玉を抱え込むのです。
今回は4つ出てきました。
木を傷つけないように丁寧に取っております。
その後は反り止め実施していきます。
まずはアリ溝を掘っていきます。
この作業内容は多くご説明しているのですが、本当に神経を使う作業です。
アリ溝の状況です。
台形に溝が掘ってあります。
そこにその形状とピッタリの吸いつき桟を作っていきます。
奥に行くにつれほんの少し狭まる溝と同じ角度に加工してあります。
時間をかけ微調節してありますので、強く打ち込んでも途中で止まる様にしてあります。
0.01mmの世界で研磨をかけていき少しずつ進ませていきます。
上の写真にたどり着くまで、打っては研磨、打っては研磨を5回繰り返してやっとここまで来ている状況です。
一枚板に負荷をかけながらより圧着するように、毎回強く打ち付けていきます。
力も体力も必要ですし、時間が非常にかかります。
強く打ち込んでもあと少しが行かない。
削っても良いですが、より強固に行くために力で打ち込んでいきます。
ここまでくれば完了です。
この状態で揺らしてもびくともしません。
これじゃ一枚板も反ろうとしても反れませんね。
ガッチリした反り止め完成です。
この後反り止めの形状を整えて完了です。
残りの部分でベンチも作っていきます。
節の部分をブラックエポキシで補修していきます。
耳も非常にワイルドでカッコイイです。
近日中にお届けですので、納品が楽しみです。
非常に忙しいですが、ガンガン頑張っていきます。
よろしくお願い致します。
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