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wood maintenance
メンテナンス方法
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御購入後のメンテナンスについて


今回はこのサイドテーブルをモデルにオイル塗装メンテナンスしていきます。
こちらはブラックウォールナットで数か月使用したものです。うっすら水シミなどがついているのがわかるかと思います。
使用時についた若干の凹みなどもありますのでこの度メンテナンスしていきたいと思います。


メンテナンスに必要な道具はこちらです。こちらはEury dikeメンテナンスキットの付属品の一部です。
Eury dikeのメンテナンスキットには手袋等も付属されますが、メンテナンスキットの無いお客様はこちらの道具を準備してください。

・オイル
・ウエス
・サンドペーパー(240~320番)更に表面をすべすべにしたい場合はお客様のご希望のペーパーで結構です。
・木片

上記を準備します。木片はあると綺麗にペーパーがけができます。

サンドペーパーは240番~320番がおススメでEury dikeメンテナンスキットには240番・320番を付属しています。


それでは開始します。


・付属の木材にサンドペーパーを巻きます。


・320番のペーパーにてゴシゴシ削ってください。傷が深い場合には240番のペーパーで削ってください。テーブルを傷付けている感覚になりそうですが、テーブルを磨いているという気持ちで思い切ってやって頂いて大丈夫です。




・傷が深い場合には240番のペーパー研磨してください。写真のような表面の点は、凹みのある部分ですの木片を外して重点的に研磨します。240番で実施した場合必ず320番で仕上げてください。600番以上で仕上げると更にツルツルした感じに仕上がりますが、320番はすべすべした感覚になりますのでおススメです。




・表面が仕上がりましたので、オイルを塗っていきます。付属のオイルを布に染み込ませます。この時ビニール手袋などをご使用ください。


・オイルを木材に塗っていきます。この時塗りすぎないように注意してください。20分後にまだ染み込んでいないオイルがあったら拭き取ります。


・たったこれだけで完了です。



この後、3~4時間使用せずに乾燥させてください。これだけで新品同様に戻ります、このサイズで作業時間は5分もかかっておりません。

注意事項としまして、付属のオイルをウエスにつけると、酸素と結び付きやすくなり、発火の恐れがあります。
使用したオイルは水につけオイルを落としてから捨ててください。


オイル塗装の汚れの落とし方

小さいお子様がいるとクレヨンやペンを使うことが多くなりますし、必ず紙からはみ出します。自由な発想を妨げたくはないけど、テーブルが汚れたら嫌ですよね。いろいろなペンを使い、普通の水拭きのみでは落ちにくいです。

ですが一枚板・無垢材のオイル塗装の場合はこの汚れすらも落とすことができます。
また塗膜があるわけではないので、塗装がはがれて汚くなるなんてことはありません。
それでは各種ペンでの汚れを落としてみましょう。使用した無垢材はわかりやすくするためタモを使用します。

・写真の通りの種類で、誤って無垢材に書いてしまった汚れを落とします。




・まずはどこのご家庭にもある、中性洗剤をつけて、汚れを落とします。



・この通りクレヨンと水性ペンはしっかり擦ってあげれば木目の中もしっかり綺麗に落ちます。泡立ちがありますが、濡れたウエスで拭いてあげれば簡単に拭き取れます。ですがボールペンと油性マジックは落ちません。



・次に中性洗剤で落ちなければサンドペーパーです。ボールペンは先端のボールで表面に傷をつけている可能性が高いので、一石二鳥です。




・写真のようにしっかり落ちます。そんなに時間をかけなくても簡単に汚れが取れます。ですが油性のマジックには注意が必要です。




・こちらです。油性マジックの上からサンドぺーパーかけました。塗料か木目の中に入り込みかなり厄介です。導管に入り込んでいるため機械で削らなければ取れなくなっています。油性ペンにはサンドペーパーをかけないでください。色味の明るい木材は特に注意してください。




・油性ペンにはこれです!科学スポンジ〇落ち君です。これを適当にカットし擦ります。軽くでは取れませんので、ゴシゴシいきます。




・木目の間の塗料は若干残りますが、ほとんどわかりません。スポンジに塗料がしっかりついてきれいにしてくれます。

これを見て汚れの落とし方の参考になったでしょうか?
油性ペンだけ落とすのが大変ですので、無垢テーブルの上でお子様に油性ペンを持たせないようにしてください。水性は楽ですが、油性はほんと厄介です。
このページが皆様のメンテナンスのご参考になれば幸いです。


割れの補修方法(蜜蝋)

ここでは割れの補修方法を御説明いたします。
一枚板や無垢材はどうしても割れが発生してしまいます。
特に冬に入り暖房を使い始めた頃は湿度が一気に下がり、大変発生しやすくなります。その場合小口(側面)がより強く収縮し割れとなります。

ですが、その後天板全体が収縮した場合や、湿度の上昇で割れが戻る場合があります。
その時に割れの部分に埋めたものが硬いと、せっかく戻ろうとしているのに無理な力をかけてしまいますので、割れた部分を埋めるのは、ミツバチの巣を主成分とする柔らかい蜜蝋を使用します。

完全な天然素材で安心ですし、柔らかいため割れが戻った際は蜜蝋が浮き出ます。ですので、ここでは蜜蝋を使用した、割れの補修方法をお伝えいたします。


・まずはご紹介に使う無垢材です。天板面はきれいに割れ、小口は木目に沿って割れたものです。右の写真は蜜蝋です。細かな粒上になっているものを使用します。インターネットで簡単に購入できるものです。




・まずは、割れの部分にマスキングをします。天板面は割れの部分を開け、小口側は割れを塞ぎます。写真ではわかりませんが、裏面も小口と同じように割れを塞ぎます。





・次に蜜蝋を溶かすための、容器を製作します。 アルミホイルでこのような器を作ります。他にも方法はあると思いますが、お金もかけず簡単に作れます。蜜蝋が入る部分・注ぎ口・取っ手があり、底面が平ならどんな形でも結構です。製作で来たら蜜蝋を適量入れます。


・蜜蝋をフライパンで溶かし、写真のように完全に溶けたら天板に注ぎます。この時大変暑いので、やけどにはご注意ください。 1回で注ぎきれない場合は繰り返し右の写真のように盛り上がるくらい注ぎます。



・数分置いて冷めたら、天板面のマスキングをはがします。


・側面はきれいに入り込まない場合がありますので、その場合はマスキングに残った蜜蝋や、新しい蜜蝋を穴に埋め込みます。 強く押しすぎるとどんどん中にないりますので、丁度良い力加減で入れ込みます。




・こんな感じに仕上がれば十分です。


盛り上がった部分を削ぎ落とします。カッターならきれいに行きますが、傷つけたり、ケガするリスクがありますので、フォーク等でも大丈夫です。



・こんな感じに簡単に削れます。ここでしっかり削ぎ落してあげると後の作業が楽になりますので、深く削りすぎず、しっかり削ぎ落とします。




・削ぎ落したらサンドペーパーをかけます。(♯240→♯360)無垢材の上に蜜蝋が残ると、オイル塗装時色味にムラが生じますので、蜜蝋が残らないよう丁寧に研磨します。



・そのあとオイル塗装したら完成です。色は自然のままの色味ですと黄色くなりますが、より分からなくする為には天板と同じ色のマジックで塗ってあげると良いと思います。


これで、割れの補修は完了です。
このまま使っていただき、割れが戻ってくると蜜蝋がでてきますので、とび出た部分は同じようにサンドペーパーで削ります。

以上で割れの補修方法は完了ですが、一枚板・無垢材の割れはしっかり乾燥しても生じてしまうものです。
普段は加湿を心がけ、割れが発生した場合はこのようなメンテナンスをしていただき、楽しく一枚板・無垢材とお付き合いください。


※上記オイルメンテナンスに関する補修方法により、お客様テーブルに生じた損害に対しての責任は負いかねます。

ウレタンテナンスの方法


ウレタンのメンテナンスはお客様では実施できません。Eury dikeではEury dikeでご購入いただいたお客様のテーブルのみメンテナンスを承っております。
こちらで一度引き取り必要な施工及び再塗装実施致します。

加工費及び送料がかかりますが、お客様ご自宅から工場までの配送等こちらで全て手配いたしますので、Eury dikeでご購入いただいたお客様はお気軽にお問い合わせください。

≫お問い合わせ

080-1552-3389