Loading...

モンキーとウォールナット一枚板製作!

本日は一枚板製作状況の御連絡です。

モンキーポッド一枚板カウンターを製作しております。

IMG_3943

w3900mmある長い一枚板。こちらの一枚板でw2500のカウンターと残りはローテーブル一枚板としてお届けします。

IMG_3945

IMG_3946

内装に合わせて異形に加工しております。
形状に応じて反り止めをつけていきます。
ダイニング同様にカウンターに反り止め付けていきます。

カウンターへの反り止めはカウンター専用ページをご確認ください。https://eury-dike.com/blog/2019/09/15/倉庫で選ぶ一枚板%e3%80%80ブラックウォールナット一枚-2/

一枚板カウンターを倉庫で選ぶ

 

IMG_3949

事前に図面にて打ち合わせしておりますのでその通り製作しております。
集中した私に多い写真の撮り忘れをまたやってしまいました。
キレイに完成していますので、塗装前に撮影しご紹介致します。

次はブラックウォールナット一枚板ダイニングテーブルです。

w2500ある一枚板をw1400のダイニングとw1100のベンチ2脚へと製作していきます。
倉庫見学時の見学時の様子です。

倉庫で選ぶ一枚板 ブラックウォールナット一枚板

IMG_3833

こちらの一枚板を製作していきます。
まずは厚さを確保するため事前に2つにカットし平面を出していきます。
IMG_3948

この様に大型の機械2機を使用し平面を出します。
IMG_3950

カットした一枚板です。

IMG_3951

研磨後このような状況になりました。
気にめり込んでいるこの灰色の金属なんだと思いますか?

これは研磨する前に事前にわかっていましたので、倉庫見学時お客様にもしっかりご説明しております。

IMG_3849

倉庫見学時はこんな感じです。お客様もそういうのも面白くて素敵ですね~とおっしゃて頂いていました。
この金属の正解はこちらです。

IMG_3952

散弾銃の玉です。
ブラックウォールナットはアメリカの木で、山間部で銃を使い木に玉が入ります。
初めは外から打ち込まれたので樹皮部から玉の位置まで穴がありますが、木の成長とともにその穴は塞がり玉だけを
内部に抱えます。その後何年何十年とかけて成長し、一枚板の中央付近に散弾銃の玉を抱え込むのです。

IMG_3954

今回は4つ出てきました。
木を傷つけないように丁寧に取っております。
その後は反り止め実施していきます。

IMG_3956

IMG_3957

まずはアリ溝を掘っていきます。
この作業内容は多くご説明しているのですが、本当に神経を使う作業です。

IMG_3961

アリ溝の状況です。
台形に溝が掘ってあります。

IMG_3962

そこにその形状とピッタリの吸いつき桟を作っていきます。
奥に行くにつれほんの少し狭まる溝と同じ角度に加工してあります。

IMG_3964
時間をかけ微調節してありますので、強く打ち込んでも途中で止まる様にしてあります。

IMG_3965

0.01mmの世界で研磨をかけていき少しずつ進ませていきます。
上の写真にたどり着くまで、打っては研磨、打っては研磨を5回繰り返してやっとここまで来ている状況です。

IMG_3966

一枚板に負荷をかけながらより圧着するように、毎回強く打ち付けていきます。
力も体力も必要ですし、時間が非常にかかります。

IMG_3969

強く打ち込んでもあと少しが行かない。
削っても良いですが、より強固に行くために力で打ち込んでいきます。

IMG_3970

ここまでくれば完了です。
この状態で揺らしてもびくともしません。
これじゃ一枚板も反ろうとしても反れませんね。

IMG_3971

ガッチリした反り止め完成です。
この後反り止めの形状を整えて完了です。

IMG_3979

残りの部分でベンチも作っていきます。
節の部分をブラックエポキシで補修していきます。

IMG_3980

耳も非常にワイルドでカッコイイです。
近日中にお届けですので、納品が楽しみです。

非常に忙しいですが、ガンガン頑張っていきます。
よろしくお願い致します。

ブログトップ
ブログ一覧に移動

お問い合わせ
一枚板への一歩を踏み出す

Eury dike.com
一枚板・無垢テーブル専門店 Eury dike