本日はブラックウォールナット リビングテーブルのご紹介です。
お客様からご注文いただき接ぎ合わせ前の確認をさせていただきました。
ｗ1200×ｄ480と細めのご注文です。細めのご注文の難しいところは、動きの強い耳が使用できなところです。動きがあるのはとてもかっこいいのですが、幅が少ない部分があまりにも細くなってしまいます。ですので幅が狭い場合にはなるべく動きの少ない木材を選んでおります。
Eury dikeではご購入いただいたお客様に接ぎ合わせ前に一度確認していただいてOKをもらってから接ぎ合わせしております。お客様のご注文に応じて細かいところまで考えて組み合わせを決めているので、今まで変更を指示されたお客様はいません。それだけしっかりと時間を掛けて組み合わせを決めています。木も相性いいヤツとペア組みたいでしょうしね。
それで今回中央にもってきたウォルナットになんと波杢がはっきりと出ていました。
木目はしっかりとあり、その中に波杢があります。木目とは皆様がご存知の年輪により表現される木目で、杢目とは波杢をはじめ玉杢等通常では出ないとても美しい、自然が織りなすデザインです。この波杢を中央に配置し最高の組み合わせになっております。
その波杢が少し残りましたので大変貴重なのでもう一枚接ぎ合わせてみました。お客様からよく「小さいものはないのか？」「注文もいいが完成品を買いたい」というご要望も多いので、小さめを製作しました。
ｗ900×ｄ500前後の天板です。波杢が栄え、それに負けない動きのあるウォルナットです。
塗装が楽しみです。
接ぎ合わせはこんな感じです。意外と多くのハタガネ（上下から挟む工具）を使用します。その為全体に荷重をかけしっかり圧着します。多いと微調整もできます。Eury dikeの接ぎ合わせは本気です。他のお店では接ぎ合わせは単価が安いため職人も気がのらないようですが、Eury dikeは安く最高のものをお届けすることを基本理念にしておりますので一切妥協せず製作しております。
まだまだご注文頂いたものが多いですが、休み返上で製作しております。ご注文いただいた方、もうしばらくお待ち下さい。
寒くなってきましたので皆様風邪にはお気をつけください。
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無垢テーブル専門店 Eury dike 藤原