本日は一枚板のダメージ部分をレジンにて仕上げる製作風景のご紹介です。
レジン施工前の一枚板の部分です。
正直ネガティブな印象しかありませんよね?
全体的にはワイルドでカッコイイ一枚板なのですが、どうしてもこの部分だけマイナスイメージの部分です。
でも私はこの部分が必ずカッコよくなるイメージがありました。
通常でしたらエポキシ樹脂をブラック着色し塞ぐのですが、全体のデザインとこのダメージはマッチする。
この部分もこの一枚板の歴史なのでなるべく残しつつきれいに仕上げたい。
この様な思いからお客様にレジンでの補修をお勧めいたしました。
お客様も私にお任せいただけ、レジンでこの部分の補修に納得いただき、一枚板のこのダメージの部分にレジンで仕上げることになりました。
もうすでに完成し納品も済んでいますが、納品事例ご紹介の前にこちらをご紹介致します。
まずはこの部分をきれいに研磨します。
綺麗にするのですが、綺麗にしすぎず自然な表情はしっかり残してあげます。
そこにレジンを流し込みます。
この状態になるまで何十工程をふんでおります。
この工程を確定するまで非常に多くの時間をかけ、多くの試行錯誤をしています。
ここではなるべくお客様に細かくお伝えしたいのですが、紹介すると他の業者の方にすぐにマネされるので、詳細は秘密にさせてください。
工程をふみながらきれいにしていきます。
一枚板の動きに合わせてレジンの動きをつくります。
この様な感じです。
気泡・研磨具合・透明感ばっちりです。
納品時はこのレジンの部分も非常に気に入っていただけました。
「倉庫見学時はどんな仕上がりかちょっと不安でしたが、予想以上の仕上がりに驚きました」
「木の動きに合わせたレジンの動きがとてもいいので、この部分写真で紹介した方がいいですよ!」
とのお話いただけました。
しっかり写真で伝わっていますでしょうか?
木の本来の杢の丸みのある動きに合わせてレジンの動きをつ出しています。レジンの中にはそのままの木の丸みのある動きを閉じ込めています。気本来の動きのままだと有効的な天板面が減るので、レジンでより使いやすく、より美しく仕上げました。
この様に木と樹脂を組み合わせると、接地面が剥離するんじゃない?と疑問に思う方も多いと思います。
私も始めて海外のモノをみたときはそう思いましたがそれはありません。
レジンの硬化時間との関係性が大きいのですが、一言では語れません。
私は多くのレジンを触り国内で購入できるすべてのレジンを触ってきたと思います。
長所短所はありますが、多くの施行錯誤からこれだ!というモノに決定しております。
一枚板の魅力を上げるレジンを使ってどんどん良いものを製作していきます。
また、年末のご挨拶です。
今年も多くのお客様にお問い合わせいただき、一枚板ご購入いただき、誠にありがとうございました。
今年は私の一枚板への熱意を感じていただき、昨年よりも非常に多くお客様にご購入いただけました。
本当にありがとうございます。
また今年は特に素敵なお客様にたくさんご購入いただいたと感じます。
もう、皆さん素敵なご家族で本当に優しい方なんです。
ご感想いただく時なんて、ぐっとくる言葉を言っていただけます。
倉庫見学時も、納品時もとても楽しい時間を過ごさせていただきました。
本当にありがとうございました。
私共は、私たちの信念を貫き、より良い一枚板・無垢テーブルを製作していきます。
一生ものの、木の表情を生かしたカッコイイ一枚板どんどん製作していきます。
カッコイイ一枚板在庫に多くありますので、是非ご連絡ください。
来年も、今後共、よろしくお願い致します。
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