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楠にレジン流し込みました!

本日は楠木一枚板の製作状況のご連絡です。
7月末から8月にかけて新築の方が多いのか、最近は多くの一枚板・無垢テーブル製作に追われております。

そんな中本日ご紹介の一枚板は過去前回ご紹介したこちらの一枚板です。

大きな節穴が特徴の楠木です。

非常に癖の強い一枚板ですので、製作しがいがあります。上記2か所の節穴にはレジンを入れていきます。
初めに行っておきますが、この楠木非常に製作に時間がかかりました。
まずはオーダーの寸法にカット、エポキシ樹脂にて細かな部分を補修していきます。

細かな部分は省きますが、全体のバランス・重心を考慮しながらカットします。
その後、塗装後の色味に合わせてエポキシ樹脂を流し込んでいきます。塗装前だと違和感ありますよね。
この段階でw1600mmのご希望でしたが急遽w1500mmに変更となりました。急遽の変更に対応できるのも
オーダー製作かつ、お客様、営業、職人が繋がっているメリットかと思います。

次にレジンを流し込んでいきます。

気泡なく流し仕込みが完了しています。
節の魅力があがってますね。

その後サンダーで研磨するとこんな感じです。

ここから時間をかけて研磨していきます。

裏面の研磨完了した写真です。裏から見たレジン部分です。
閉じ込められた木材部分も綺麗。複雑な動きのクスが綺麗なフラットになっています。

研磨途中の写真ですが、この様にどうしても裏面から見ると気泡が引っ掛かり残ってしまいます。天板表面を上にしてレジン流し込みます。流し込んだ直後は道管内からの気泡が非常に多く出てプクプクとするのですが、時間をかけて硬化させるのでその気泡は上に抜けていきます。ですが複雑な動きをしている節ですと傘の様になっている部分に溜まってしまいます。天板面からは見えませんが裏からは気泡が残りやすいです。ですのでレジンの場合は複雑な節で、透明感のある仕上げにした場合確実に表面と裏面が存在します。

裏面は綺麗に研磨完了しました。
次は表面実施します。
途中経過撮れませんでしたが完了した写真です。

天板表面からの気泡は全くなく、非常に綺麗な透明感です。

複雑な動きが魅力でしたが、大きな節が使い勝手を損ねてしまう状態でしたが、レジンを入れることにより、
複雑な木目・ワイルドなシルエット・綺麗なレジンのあるワイルドな節のとてもカッコイイ一枚板に仕上がっております。

中央の大きめの節穴には植物を通す予定とのことです。
センスがすごくいいですね。

杢もしっかり出ている一枚板ですので、自然をより楽しめる一枚板ではないでしょうか?
塗装もオーディーズオイルで実施していきます。

 

現在多くの方からお問合せ頂いており、先の予定も埋まりつつあります。
急の見学ですと予定調整できない場合が多いですので、見学ご希望の方は予定の余裕をもって日程調整させていただけると幸いです。

よろしくお願い致します。

 

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