本日は倉庫見学にて、クラロウォールナット一枚板ご購入いただいた様子をご連絡いたします。
この週末は大変忙しく、倉庫見学・納品作業とたくさんのお客様にお会いして楽しい時間を過ごさせていただきました。
まずは倉庫見学で選んでいただいたクラロウォールナットのご連絡です。
見学前にご提案した一枚板はこちら
ブラックウォールナットをお探しいただいておりましたので、深い色味の一枚板ご提案させていただきました。
見学時はこのゼブラも気に入っていただけました。
とてもワイルドで変わった表情ですが、和の雰囲気にも合う色味なんです。
その中でもクラロウォールナットを気に入っていただけました。
なんと言えばいいのか・・・
ほんとに色味が濃くて、黒い色味と濃いウォールナットの色味が折り重なり大変複雑な表情をしております。
表面のススで写真では伝わりずらいですが、とても良い表情です。
クラロでここまできれいで使い勝手の良いものは大変貴重ですので、とても良い雰囲気を出すだけでなく、希少性がものすごく高いので資産価値としても高いものになります。
耳にはクラロの特徴の尖った部分がしっかり残り、自然の表情が最高にカッコイイです。
ちょっと尖りすぎとのことですので、ケガしない程度の丸みをつけますが、確実に最高の一枚板テーブルに仕上がります。
クラロは北米のウォールナットに欧州のウォールナットを接ぎ木したもので、人の手が入らないと成長しない樹種です。特にカルフォルニア一帯と限られた地域にしかない為特に希少性が高いです。
また、成長が大変遅くこちらのクラロで樹齢１５０年程になるかと思います。
１５０年前の人が接ぎ木した樹・・・
どんな思いで接ぎ木したのでしょうか？
その時代はどんな様子だったのでしょうか？
どんな話をしながらこのクラロを添え木してくれたのでしょうか？
少し考えるだけでも、感慨深いものがありますね。
分かりずらいですが、添え木した部分には切り替わりのラインが見えます。
濃い部分が北米のウォールナット、薄い部分が欧州のウォールナット。
この切り替えの部分を使い玄関先のベンチを製作します。
こんな楽しい使い方をしてくれるなんて製作者としても幸せですし、この一枚板にとっても幸せだと思います。
新元号「令和」になり新しい時代になりますが、
今の時代は過去の人たちが作り上げてきてくれたものなのだと、この一枚板が教えてくれているのでしょうか？
この一枚板を見て新しい時代を切り開いていく私たちでありたいと思います。
これからも頑張っていきます！
お問い合わせ頂いた方への返信が若干遅れてしまっております。
もうしばらくお待ちください。
宜しくお願い致します。
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