本日は先週末の倉庫見学の様子のご紹介です。
午前と午後に2組のお客様にいらしていただき、ブラックウォールナット一枚板を2組のお客様にご購入いただきました。
数週間前からご連絡いただき、何枚かご提案させていただいた後に倉庫見学いただきました。
どちらも大型の一枚板で、大変特徴のある一枚板ですので、ご紹介させていただきます。
早朝からブラックウォールナット w1800~d850~の大型のものを準備しておりました。
大量の在庫の中でもこの条件に合うものは限られてきます。
ですが、これだけ揃えば選びがいがあります。
この多くの中からきれいな動きのものがお好みとのことでした。
その中から選んでいただいたのがこちらです。
w2800×d900-1000の大型の一枚板です。
その一枚板をw2300の大型のダイニングテーブルとして製作します。
この一枚板の特徴は何といっても中央の黒く変色した部分です。
周囲の黒い部分はススや汚れですが中央のものは木の色です。
散弾銃が中央付近に埋まっており、その鉛との反応により黒く変化しております。
とても面白いアクセントになった面白い表情をしております。
木の好きな旦那様、高級感のあり存在感を重要視した奥様お二人ともこの一枚板を気に入っていただけました。
銃弾の処理は大変時間がかかり、手間がかかりますが、丁寧に作業していきます。
ご購入後の仕様の打ち合わせも丁寧にお話させていただきました。
残りの部分でもベンチを製作します。
奥様のご希望で、写真左下の現在の荒々しい断面を残したままベンチを製作いたします。
大変高級感があり、ワイルドな仕上がりになると思います。
製作が楽しみです。
お帰りになった後に、WEBサイト用の写真撮影しました。
カッコよく撮影しようと思い、いつもと異なったアングルで撮影しましたがいまいちですね。
いつも通りの角度からが分かりやすくていいですね。
写真の技術も磨きたいです。特に納品時の写真をもっときれいに撮る技術が欲しいですね。
そうこうしていると、次のお客です。
ハンサムな旦那様ときれいな奥様で大変センスの良いご夫妻でした。
一枚板の特徴・反り止めに関してご質問いただき、丁寧に回答させていただきました。
大変確信をついたご質問いただき、いろいろ調べていただいているのだと感じました。
一枚板接ぎ合わせ等もご検討いただきましたが、私イチオシの一枚板を気に入っていただきました。
こちらです。
綺麗なラインで使い勝手が良い中で、木目は荒々しい。
大きな節がありますが、その周囲には大変複雑な木目が発生しております。
また、他の部分に杢が出ております。
その杢は一方から見ると全く分からないのですが、ぐるっと回るうちに少しずつ杢が現れ、反対面にくるとはっきりと杢が現れ、まさに自然が作った芸術品です。
こちらも大型の一枚板ですので、残りをカウンターとして事前に納品させていただく予定です。
脚も鉄脚ブラックを選択していただき、私も好きな最高の組み合わせです。
オシャレなご夫妻にピッタリの一枚板ダイニングテーブルです。
一枚板は本当に一期一会の出会いです。
よくあるのは、倉庫見学でとても気に入った一枚板を発見したが少し悩んでからとお帰りになり、1週間後連絡をいただいてもすでに売約済みというものです。
お客様が気に入ったということは、他のお客様も気に入るものですのですぐに売約になる可能性が高いです。
気にもしなかった一枚板は他のお客様も気に入りませんので、何年も倉庫に眠っています。
ですので、気に入った一枚板に出会いましたら、それは大切な出会いです。
その出会いを大切に早いご決断をお勧めいたします。
今回ご紹介いただいたお客様はこのことをご理解いただいており、ご夫婦でご検討いただき即決いただけました。
一枚板の出会いにビビッときたらそれは大切な出会いです。
その出会いを大切にしていただけたら幸いです。
今月は製作でも忙しく、納品でも、ご提案でも、倉庫見学でも忙しく多忙な毎日が続いております。
息抜きする時間も少ないですが、まだまだ頑張っていきます。
宜しくお願い致します。
Eury dike.com
無垢テーブル専門店 Eury dike 藤原