本日は一枚板の表面に関してお話させていただこうと思います。
Eury dikeでは基本的に倉庫で一枚板をご確認いただき、お客様のご希望をしっかりお聞きし、その後アリ溝吸い付き桟を含め丁寧に製作する経営方針で進んでおります。
ほとんどのお客さ様は事前に他店の家具店をご覧になっている方がほとんどです。
倉庫にある一枚板は表面を綺麗に仕上げているものもあれば、乾燥しそのままの荒材であるものもあります。
それらの一枚板はどうしても表面が荒かったり、汚い場合がほとんどです。
そのような一枚板を見るとすべてのお客様が
「この汚れはしっかり取れますが?」とご確認いただきます。
汚れや荒い状態は一枚板の表面にあるだけですので、BC・プレナー・サンダー・塗装
の過程で完全にきれいになり、家具店で見る完成形のきれいなテーブルに仕上がります。
一枚板研磨前、完成後の写真をご確認ください。
パープルハート一枚板
ブラックウォールナット一枚板
ブラックォールナット一枚板
モンキーポッド一枚板
写真では完成前の汚れが目立たないのでわかりずらいですが、初めはすす等の汚れがついており、表面もザラザラして荒いのですが、研磨後はきれいな表面になります。
そのため不安になるお客様も多いですがご安心ください。
ですが一点取れないものもございます。その一枚板がこちらです。
こちらのブラックォールナットの周りのすす、表面の粗い状態は研磨によりきれいになります。
ですが、中央の黒い部分はすすや汚れではありません。
ブラックウォールナットは北米産がほとんどなのですが、アメリカの山の中で銃を使用することがあります。その山の中で散弾銃を使用し、その球がこのウォールナットの木に当たります。
成長中の木は玉が当たり穴が開いてもその穴は補修しなくなるのですが、玉は丸太の中にとどまります。
その球と木の反応で木材の組織が黒くなり、上記の写真のようになります。
その証拠に上記の一枚板には鉄の玉が数個ついております。
製作時はその金属片をとる作業をしますのでとても大変な作業になります。
そのような現象も一枚板の歴史ですし、このような一枚板はほとんどありませんので大変貴重です。
このような一枚板が好きな方には貴重な一枚になると思います。
ですがこのようなケースは本当にまれです。
上記のような場合でも私どもが実際に一枚板見をればわかりますのでその場合はしっかりお伝えしますのでご安心ください。
基本的にはすべての一枚板は研磨によりきれいになりますのでご安心して倉庫でお選びください。
荒い状態の一枚板がきれいになりお客様のもとにお届けします。
「お客様が作る一枚板テーブル」
楽しくお客様だけのテーブルを一緒に製作させていただければ幸いです。
お気軽にお問い合わせください。
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無垢テーブル専門店 Eury dike 藤原