本日はブラックウォールナット一枚板に、ウレタン塗装実施しました。
ウレタン塗装と聞くと悪いイメージがあるという話を倉庫でよく聞きます。ウレタン塗装ってツヤツヤなんでしょ?
セラウッドはツヤがなくていい感じなんですよね?
この質問は最近多いです。
このブログを御覧になられている方はネットで情報収集をしていると思います。その中でWEBで上記のようなことを記載しているところがありますが、それは嘘です。
正確には半分本当で、半分嘘です。
ウレタン塗装やセラウッド塗装の塗料にはツヤありとツヤ無しの塗料があります。半艶等様々な種類があります。
その中でツヤありはウレタンもセラウッドもテカテカした仕上がりになります。
反対にツヤ無しはウレタンもセラウッドもマッドな仕上がりで自然の雰囲気を損ないません。
その為、ツヤありのウレタンとツヤ無しのセラウッドを比較するのなんてまったく意味がありませんし、初めて見た方はそうなんだ!と間違った認識になってしまいます。
ウレタンもセラウッドも自然な仕上がりになりますのでご安心ください。
さて本題にはいります。
本日はブラックウォールナットのウレタン塗装をしました。
ダイニングとベンチのセットでご購入いただき、板状貫脚ご希望でしたので、多くのパーツがあり
塗装が大変でした。
まずは刷毛でウレタンの下地処理をします。
塗装前を取り忘れてしまいましたが、このようになります。
塗装は丁寧さとスピードが命です。塗り始めたらどんどん進めます。
塗ったら1時間乾燥。その後ペーパーがけします。
こんなにカサカサになるまで研磨します。
これにより塗装の表面がきれいな面に仕上がります。
ここまでの塗って、研磨してを3回繰り返します。
すべて下地処理が完成です。
その後に、ガンで上塗りを塗ります。
ムラなく、均等に、塗料から道具まで様々な調節をしながら塗布していきます。
塗った直後はテカテカしています。上塗りは乾くのが早いですが時間はかかります。
上塗りも3回実施すれば完成です。
光の反射がありますが、マッドで自然の雰囲気があり、とても高級感があります。
側面も脚もベンチもばっちりです。
このまま1日置いて完成です。
ウレタン塗装は各社クオリティーの差が出ますが、Eury dikeではウレタン塗装の技術にも自信があります。
自然の雰囲気を大事にしておりますので、基本的には艶消しのみの塗装になります。
使い勝手を確保し、オイル塗装に近い自然の雰囲気が残るようなウレタン塗装を心がけております。
とてもきれいに塗装完了し、お届けが楽しみです。
最近は倉庫見学数件ご依頼がありますが、3月の土日の予定はまだ空いております。
どうぞお気軽にお問合せ下さい。
Eury dike.com
無垢テーブル専門店 Eury dike 藤原