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ブラックウォールナット一枚板倉庫から製作まで!!

本日は倉庫で一枚板を選んでいただき、完成間での様子をご紹介させていただきます。

最近は全くブログの更新ができておらず誠に申し訳ございません。
一枚板の製作、レジンテーブルの製作、各倉庫見学・打ち合わせで多忙を極めた毎日を過ごしておりました。

人手を増やしてもそれに続いてお客様からのご依頼が増え、非常に嬉しい限りですがweb業務がおろそかになっておりましたが、
お客様からの製作風景の様子のご依頼も多くしっかりご紹介させていただきたいと思います。

本日ご紹介させていただくのはこちらの一枚板!

とても色味の濃い一枚板です。

形状もとても素直かつ自然の動きがあります。
割れを除いてもw2100mm確保でき、幅も800-900mmととても使い勝手の良い一枚板です。

お客様の間取りにピッタリの形状で、非常に気に入っていただき、ご購入いただきました。

荒々しい部分と綺麗な木目の部分があり、メリハリのきいた美しい一枚板です。

耳も大きなダメージなく、最上級の耳の残しが可能な一枚板です。
ダメージがほぼ無い一枚板は非常に貴重ですので、非常に良いウォールナットご購入いただけました。

今回テーブルを1850mm、サイドテーブルとして250mm使用し、別の一枚板でベンチも作らせていただきます。

この一枚板ご購入いただいてから数か月、納期に合わせて製作に移らせていただきました。

倉庫の状態からBC・プレナーサンダーにかけ、綺麗な面となったウォールナットです。

倉庫の時より美しい木目がしっかりと分かるようになりました。
そこから一枚板指定の長さにカットしていきます。

繋がりのある一枚板とするためカットラインも綺麗に仕上げます。

ここからまずは反り止め実施していきます。
裏面を最終段階まで研磨してから作業を進めていきます。

裏面のみサラサラ!!心地いい触り心地です。やはり気の暖かさはすごくいいです。
まずは天板にアリ溝を掘っていきます。
0.1mm単位で調整してある治具を使用し台形の溝を掘っていきます。

数種類の工具を使用し掘り進めていきます。

綺麗なアリ溝!奥に行くにつれ細くなるように加工していきます。
目視では分かりずらいですが、1cmあたり0.01mm細くなるように角度がついております。

両サイド美しいアリ溝となりました。
台形のアリ溝に合わせた桟を準備します。こちらも1cmあたり0.1mm細くなっていますので、
アリ溝とピッタリ吸いつくようになっております。

これを若干桟の方が太くなるようにし、途中で止まる様に設定し加工していきます。

かけや(ハンマー)で強く打ち込んでも止まる程度の調整です。
ここからが微調整の繰り返しです。

打ち込んでは桟の台形を少しずつ細くし、奥に行くように加工します。

一気に進めることも可能ですが、一枚板の台形に負荷をかけながらより桟とアリ溝が密着するようにあえて何度も何度も調整し、打ち込みます。

桟も堅いので、しっかり打ち込まないとかけやがすぐ壊れます。
それほど強く打ち込み続けるのでここまで行くと疲労がすごいです。

少しずつ、少しずつ最後までぴったりと吸いつきました!

ガッチリ吸いつき、強固な反り止めとなりました。
この状態では使い勝手が悪いので形状を整え仕上げていきます。

この様な形状にして、使用時にも干渉しないようにしていきます。

入り口部分に蓋もして、美しい仕上げとなりました。


天板との吸いつき具合も非常に美しいです。
こういった細かな美しさにほっこりしてしまいますね。

その後は天板面・側面をきれいに仕上げ完成です。
細かな節にはエポキシ樹脂を使用し、綺麗な面としております。

仕上がりの裏面はこのような感じですが、塗装により一気に美しくなります。

天板も塗装前と未塗装はイメージも全然違いますね。

とても美しい仕上がりです。

テーブル・ベンチ・サイドテーブルとすべてオーディーズオイルで仕上げております。

オイル塗装=水シミだらけになり手間がかかると思うかもしれませんが、オーディーズオイルは水シミが非常につきにくいです。
撥水性が非常に強いので水シミリスクがとても少なく、一枚板の色味もとてもきれいに出てきます。

私の自宅のテーブルもデスクもすべてオーディーズオイルですが、水シミは全くに近いほど気になりません。
それなのに傷がついた時にもメンテナンスで新品同様に戻すことができますので私はオーディーズオイル非常にお勧めです。

セラウッドも人気があり、ご家族で塗装は相談してくださいね。
塗装は決められない方は実際の塗装を見ながら選んでいただきたいと思いますので、お気軽に倉庫見学ご依頼ください。

よろしくお願い致します。

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