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木製脚のこだわりと重要なご依頼

本日はテーブル脚の製作方法と一枚板メンテナンスのご連絡です。

既に完成している脚ですが、製作方法を簡単にご紹介させていただきます。

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重量のある一枚板にはT字脚がおすすめで、鉄脚の人気が高いですが、まだまだ木製T字脚も人気です。
その製作方法は大変時間がかかるものです。まず準備するパーツだけでこれだけひつようになります。

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全ての接続部分にはホゾ穴、ホゾの加工がしてあり、接着剤を使用し凸凹を組み合わせることによってかなり高い強度を確保しております。

重量のある一枚板、高さのあるダイニングテーブルには必須になります。

ですが全ての一枚板製作所で実施しているわけではありません。
安価なところではこのような施工をしていないところも確実にありますのでご注意ください。

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作業工程で確認しながら施工しますので、この凸凹ので凸のホゾは穴より若干大きめに製作しております。
緩いと接着剤の固定のみですので強度不足になります。
ですので若干凸の部分を大きめに製作します。

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かけやで強く打っても途中で止まってしまう程度にしております。
逆に凸の部分が大きすぎると木が割れてしまうし、小さすぎてもいけない。
経験がものをいいます。

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かけやで打ち付けた後に、プレスをかけます。
3tから5tほどの圧力をかけてやっと奥まで入ります。
これほどの圧力でなければ入らないので、逆にこれ以上の力でなければ抜けないので、
とても大きな強度を持った脚になります。

近日中にお届けしますので、ご紹介させていただきます。

次は一枚板のメンテナンスです。
通常メンテナンスはEury dikeでご購入いただいた一枚板に限らせていただいておりますが、この度は一枚板ダイニングテーブルをご購入いただいたお客様がお困りでしたので、対応させていただきます。

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このように素敵な一枚板です。とても良い一枚板です。

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脚の取り付けは私どもではこのような加工はしませんが、方法としては問題ありません。

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ですがこのように5mm脚が浮いております。
完成の精度も問題ですが、お客様が販売店に修理依頼をしたところ、メンテナンスは一切できないといわれてしまったそうです。

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お客様も気になっていたところですが、塗装も良く見ると気泡があり、塗装のクオリティーも気になります。塗料や下地処理が原因です。

一枚板は動きがありますので、動くことを前提とした設計、施工が必要です。
Eury dikeでは一枚板が動いても一枚板にストレスをかけない・だが反りはしっかり押さえる・脚が緩んでも締めなおせる・天板が反ってぐらついてもお客様で容易に修正できるテーブル作りをしております。

四季のある日本ですので、年間を通して一枚板が動くのは当然です。
冬場に割れて、梅雨に割れが塞がるもの当然起こることです。

それが起きたら使いずらくなるのではなく、起きても容易に対応できるような設計で天板、脚を製作しております。
本当に一枚板や木材のことを把握しなければできないことです。

Eury dikeでご購入いただいたテーブルでしたら、メンテナンス必要な場合はもちろんしっかり対応いたします。

一生モノのテーブルですので価格だけに気を取られず、長い目でしっかり製作するところでご検討ください。
よろしくお願いいたします。

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