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反り止め(アリ溝吸いつき桟)実施! ブラックウォールナット一枚板

本日はブラックウォールナット一枚板の製作状況です。

製作開始している一枚板はこちらです。

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こののち大型のサンダーにかけました。残りの部分では幅を狭くし接ぎ合わせ、ローテーブルも製作しております。
研磨かけた後、節の部分にエポキシ樹脂を入れ込み、1日凝固させます。
その後に反り止め実施していきます。

反り止めの前に裏面は最終の研磨まで実施してしまいます。

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エポキシ樹脂・サンダー掛けまで終了させ、反り止めの位置を決めます。
事前に打ち合わせ実施した脚に応じて適切な位置に配置します。

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反り止めの位置を決めたらラインを引き、ラインに対して冶具を設定します。
密に調整した冶具です。

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2基のルーターを使用し、アリ溝を掘っていきます。
精密・効率よく作業するために、道具にはしっかりお金をかけております。

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反対側も同様に、対面にて施工していきます。

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仕上がったアリ溝はこのようにきれいな台形です。

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そこに何度も何度も調整をかけながら、アリ溝と吸いつき桟がBESTな位置で吸いつくようにしていきます。
集中しすぎて調整ごとに写真を撮るのを忘れてしまいました。

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奥まで入った状況です。
このままでは使い勝手もデザインも悪いですので、綺麗に仕上げていきます。

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吸いつき桟を適切なサイズにカットし、両サイドに角度をつけ仕上げていきます。

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最終まで仕上がりました。かなりの時間をかけてこのアリ溝吸いつき桟を実施しています。
写真で紹介するとこれだけですが、実際の作業時間は映画3本分以上かかります。
反り止めなしはこの時間が無くなりますので、羨ましいと思うときもあります。
ですが、この時間が一生ものの一枚板になる時間です。
反り止めなしにも、鉄製反り止めにもできない、
反りをしっかり抑えるが決して一枚板に無理なストレスはかけ無いこのアリ溝吸いつき桟を、お客様の為にしっかり施工していきます。

ローテーブルも同様に施工しております。

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吸いつき桟の入り口の穴はこの後ちゃんと塞いでおります。
アリ溝吸いつき桟について にて記載しておりますので併せてご確認ください。

先ほどの通り、この反り止めには大変時間がかかります。写真では伝わりずらいですが、微調節の繰り返しですので大変多くの時間がかかります。
その為他社がやらない理由が分かると思います。
ですが、この反り止めを私共が決して譲らない理由も分かっていただけるかと思います。

効率でも、オシャレな店舗でもない、一枚板テーブルに対してとことん考えた、お客様の一生もののテーブルをご紹介します。

内装の雰囲気お伝えいただければどんな一枚板が合うのかもご提案させていただきます。
普通の営業マンには決して負けない提案力にてご提案・ご説明させていただきます。

このように一枚板大好き!木が大好き!と言っていると木に囲まれた家具・インテリアが好きな人間かと思われます。
全く逆で、鉄などの異素材が大好きです。
ステンレスのキッチン大好きですし、モメンタムファクトリーの様な銅を錆びさせる技術・製品を見ると惚れ惚れします。

鉄やステンレスの冷たくてカッコイイ雰囲気と、一枚板の温かい力強さの組み合わせが最高に好きです。
ですが、木でまとまった家具も暖かくていいんです。

どちらも好きなのですが、壁や床お部屋全体の雰囲気と、好きな一枚板の色味、他の建具やインテリアの雰囲気とをイロイロ考えお客様にあった一枚板と脚をご提案いたします。

お気軽にご相談ください。

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