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Eury dike の反り止め

本日は反り止めについてのご紹介です。

更新遅れてしまいました。今月は本当に忙しく、休み無くテーブル製作しています。御注文を多く頂いており嬉しい限りです。一つ一つ丁寧に製作しておりますので、ご注文のお客様は御待ち下さい。

最近ですと

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をお届けしております。

さて、忙しい中時間を作ってブラックウォルナット一枚板進んでいます。

本日は反り止めについて説明します。HPでもご紹介していますが、製材したばかりの無垢材の生木は必ず反ってしまいます。ですがそこから乾燥・反り止めを各社工夫して実施していきます。

その中で本日はEury dikeの反り止めの技法を御紹介します。

「吸い付き桟」又は「蟻桟」という技法です。まずはルーターで天板に蟻溝を掘ります。この時奥に行くにつれて数mm狭くします。

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こんな感じです。この溝ににピッタリはまる雄を作りはめ込みます。

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この溝と同じで雄もを奥に行くにつれ細くなるよう1度以下の角度をつけてあります。少し進んでは削り、また少し進んでは削りを何度も繰り返します。

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かけや(木製ハンマー)で打ち込み強すぎず、弱すぎず、ピッタリはまったらOKです。

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こんな感じで隙間も全くありません。

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反り止めを整えて再度打ち込みます。

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最後にこの溝を分らないよう、同じ樹種、色味のあったもので塞ぎ完成です。やはり、分かる人が見た時は「おっ」となるでしょう。反り止めでテーブルへのこだわりがわかってきますので、高い買い物ですのでこだわったものを買っていただきたいと思います。

時間短縮、加工が簡単な点から、主流は金属反り止めになりつつあります。木材は自分を割ってしまうほど収縮するエネルギーがあります。十分乾燥しても、湿度の変化で必ず収縮します。それを全く動かない金属で固定したらどうでしょう?そのヒズミは弱い木材に割れという形で現れます。

吸いつき残はネジで固定していないので収縮にも可動して対応してくれます。その点から時間がかかっても本物の反り止めを実施しています。

このこだわりがどれだけ大事かが、数年後、数十年後反らないという日常証明してくれます。

毎日暑いですが頑張っていきます!

Eury dike.com
無垢テーブル専門店 Eury dike 藤原