本日は栃一枚板の製作の様子のご紹介です。
先日実施した栃一枚板への反り止め実施時の製作状況をご連絡いたします。
反り止め実施する一枚板はこちらです。
全体に杢が入りとても美しいです。
縮み杢の様子が塗装する前でも綺麗です。
一部杢の無い部分がありますが、「杢のある部分へ攻め入る木目」の様でとても面白く、不思議な動きをしています。
うっとりしてしまう木目をしております。
この一枚板に反り止め実施していきます。
治具を使用してアリ溝加工していきます。
丁寧に加工していきます。
このアリ溝が非常に重要で、奥に行くにつれほんの少し細くなっております。
この溝自体も美しいですね。
このアリ溝に対して桟を打ち込んでいきます。事前に加工したアリ溝が奥に行くにつれ細くなっており、その角度と同じですので、この時点でガッチリ吸い付いております。
アリ溝より若干大きめに加工しておあるので、ある程度で止まるようになっています。
ここから微調整していきます。
打ち込んでは桟を削り奥に行くように調整します。
調整しては打ち込んでを繰り返します。強く打ちこむことにより一枚板と桟の吸いつきを良くしてあげます。
何度も何度も調整します。
この最終の調整のころには腕もパンパンです。
ガッチリ吸いつき、ぐらつきなんて全くありません。
この様にして反り止めが完了となります。
ここから桟の形状を整えて完了となります。
これだけ多くの時間・手間をかけて反り止め加工を実施しております。
現在は反り止めの最終仕上げ完了しておりますが、表面はもちろん裏面の反り止めも美しいです。
時間をかけて加工した、一枚板に対して最適な美しい反り止めで、一生ものの一枚板へと仕上げていきます。
8月末まで製作予定がギッチリ詰まっておりますが、どんどん良いものを製作していきます。
気になる方はお気軽にご連絡ください。
よろしくお願い致します。
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