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アリ溝吸いつき桟

本日はブラックウォールナット一枚板の反り止めのご紹介です。

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w1000と少し小さめですが、とても良質な一枚板で、天板面には節が全くありません。動きもあり、とても面白い一枚板に蟻溝吸いつき桟反り止めをしていきます。

 

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まず専用の機械で溝を掘っていきます。長年使用し常に微調整をしている冶具を使用します。

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今度はその溝に、オス側の反り止めを入れます。ウォールナットにはカシやナラを使用しますが今回はナラを使用しております。

奥に行くほど溝は狭くなっておりますので、途中で反り止めは止まります。

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さらに反り止め側を少し削り打ち込む。

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これを何度も繰り返します。0.1mmの調整になるため神経を研ぎ澄ませ、集中して作業します。

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ぴったりはまる位置まで来ましたので、ここからはデザインを整えます。

ここまでの作業で、3時間以上はかかります。奥に行くにつれて少し狭くなる溝に対して全く同じ形状の反り止めを作りますので、高い職人の技術が必要になります。

最近の一枚板にはその技術をほとんど使用しなくなりました。一生ものになれる一枚板も反り止めをしっかりしなければ一生ものにはなれません。

Eury dikeが自信をもって、「一生モノ」といえるのはこの反り止めをしっかりやっているからなんです。

ここまでしっかりやっていても完全に反りは抑えられませんが、この蟻溝吸いつき桟が一番有効な反り止めになります。

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すべての天板に、この蟻溝吸いつき桟を実施ております。こんな手をしっかりかけたEury dike のテーブルはいかがでしょうか?

よろしくお願いします。

Eury dike.com
無垢テーブル専門店 Eury dike 藤原