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ウォールナット一枚板 製作開始しました。

本日は一枚板の製作状況です。

製作開始しているのはこちら
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究極に動きが強くワイルドなウォールナット一枚板です。それなのに意外と使い勝手の確保されたラインなので使用上のストレスも無いと思います。

この一枚板を製作していきます。
まずはBCで平面を出していきます。

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裏面の平面をここで出します。

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表にして

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プレナー・サンダーをかけていきます。きれいになってネと送り出してあげます。

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ここでは紹介しきれませんが、少しずつ削り、何度も何度も同じ作業を繰り返します。

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予想通り非常にいい色です。
特に色味の濃いウォールナットです。また、削る前は目立たなかったのですが、大部分に細かな杢がしっかりとでてきてくれました。
ワイルドさをより一層増し、更に高級感も出てきます。
とても楽しい瞬間ですね。
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同時ご購入いただいたカウンターも削りました。
w2500の大型のカウンターで木目も使い勝手も良く、ですが若干の動きがあり小さな節もあり面白味もある。
もう言うことなしのウォールナット一枚板カウンターです。

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一転、ダイニングの一枚板はワイルドすぎです。

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この耳は非常にワイルドですのでその自然感をなるべく残していく予定になっております。
写真では分からないですが、この一枚板は強い耳の部分もあれば、ところどころ弱くなっている部分があります。

職人によってはがっつり削ってしまう方もいるかと思いますが、ここはEury dikeの腕の見せ所で、なるべく自然感を残していきます。
使っているうちにポロポロなったり衣服が引っかかるようなことは一切ありません。
そうならず、自然の表情を残すには丁寧に丁寧に研磨していくのでとても時間がかかります。

やり過ぎず、やらなすぎず、木と話をしながらどこまで削っていくか進めていきます。
「まだだよー」「ここまでくればOKだよ~」と木から話しかけてくれます。
変な奴に思うかもしれませんが、集中しているとそんな感じがします。
この研磨の方法もEury dike独自の方法で進めていくので、とてもカッコイイ耳に仕上がっています。

最近Eury dikeの人気が高く、他店で私共の様々なものがマネされているので詳しくは秘密にします。

この方法で進めると、今回の一枚板では、弱くなっている耳を研磨していると中から杢特徴の凸凹した硬さのある耳が出てきました。がっつり削ると出てこない中に隠れた表情が出てきてくれ、良い表情になってくれました。

木に愛情をもって接しているとこのようなプレゼントをしてくれます。

製作から話はそれますが、私は一枚板は絶対に踏みません。
踏んでしまう方が多いですが、木は百年以上かけて時間をかけて大森林の中で成長してくれ、一枚板となっています。
一本一本に木の妖精がいて、一枚板のテーブルになってもそれぞれに妖精が宿っていると考えています。

そんな一枚板を私は踏むことが出来ず、山積みの一枚板に上る時でさえ桟を乗せて登るようにしています。

倉庫で一枚板を見ていただければわかりますが、何か不思議な力を感じます。
これはいいと思う一枚板ほどその力が強く感じます。
こんな変な一枚板好きと是非倉庫でお話・ご提案させていただければ幸いです。

よろしくお願いします。

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