本日はウォールナット一枚板と神代杉の製作の様子をご紹介します。
2世帯住宅の同じお宅に納品する2台を仕上げております。
まずはウォールナットに反り止め実施していきます。
反り止め前に裏面を仕上げていきます。
塗装前なのに杢が隠れきれない程輝いております。
それぞれにアリ溝加工をしていきます。
狂いなく綺麗なアリ溝です。
そこへ吸いつくように桟を入れていきます。
奥に行くにつれて細くなる溝になっているので、そこにぴったりはまる角度で、少しずつ桟を補足して奥に入れ込んでいきます。
少しずつ、少しずつ、一枚板に負荷をかけながらガッチリとはめていきます。
ガッチリとはまりました。
一枚板と吸いつき桟もガッチリくっついております。
こちらが終わるともう一枚の一枚板も加工していきます。
このように半分少しくらいまで入る程度から始め
打っては削り、打っては削りを繰り返します。
がっちりハマる頃には腕はパンパンです。
美しくはまっております。
その後に天板面も整えて仕上げております。
杢の美しさは格別です。
ウォールナットの美しさ、木の荒々しさはやはりカッコいいですね。
いろんな魅力的ある一枚板はありますが、ウォールナットの魅力は抜き出ていますね。
一時期異常なほど人気が上がり少し落ち着きつつありますが、やはり根強い人気があります。
美しさは不変なので、シックな系統の一枚板抜群に魅力が詰まっております。
まだまだウォールナットの良い一枚板の在庫がありますので気になる方はお気軽にご連絡ください。
続きまして神代杉のTVボードです。
大型の輪切りを変形にカットしたものになるのですが、このシルエットは猫でしょうか?
今にも走り出しそうな躍動感があります。
面白すぎる動きのデザインにカットできました。
輪切り系の一枚板で杉材ですのでどうしても多くの割れがありますが、その割れの部分もレジンで補修すことができます。ただ割れを見た目として塞いでいるだけではなく、導管のおくの奥まで入り込んで硬化するので強度もかなり上がります。
流しこみ前までは持ち上げるのに不安がありましたが、流し込み後はがっちりと不安がありません。
レジンの吸い込みも多く予想外にレジン量が多く必要でした。
それだけ木の内部に染み込んでいますので、目に見えないところまでしっかりと入り込んでいるので、かなり補強されました。
レジンテーブル専門店も運営している私達だからこそ、そのようなことができるんです。
木目は抜群に美しいです。
2500年前から現代にタイムスリップしてきたこの神代杉は、色味も非常にカッコイイです。
このような部分は、木本来の魅力としてしっかり残しております。
小型のワンちゃんを買っているとのことで、この空間にはまって休んでくれるかなと、旦那様のご希望もあります。
耳はバサバサとしていますので、ここからきれいに仕上げていきます。
さぁ!鉄脚が入るとどんなデザインになるでしょうか?
鉄脚もオーダーで発注かけておりますので、かなり個性的なデザインのTVボードになると思います。
一枚板好きの作る変わった形だけ度美しい、
2500年前の一枚板の魅力を現代の自宅にマッチするデザインにしてお届けしていきます。
鉄脚設置後にまたお伝えさせていただきます。
最近は私の感性を生かせるようなご依頼が増えているなと感じます。
お客様の感性と私の感性と一枚板の魅力を掛け算して、魅力的なテーブルをご提案させてください。
よろしくお願いいたします。
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