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ブラックウォールナット一枚板 反り止めとレジンの準備

本日はブラックウォールナット一枚板の製作状況のご紹介です。
本日の一枚板はこちら

少し前に研磨時のご紹介した一枚板です。
両サイドが末広がりの使い勝手の良いシルエットですが、木目・杢があり躍動感があり、サイズもw2500前後とサイズのある一枚板です。

こちらの一枚板をw2200mmかw2100mmで製作するか寸法決定時ご相談しており、反り止めなど様々な理由でw2100となっておりました。製作中にカットラインを確認するとたった10cmの差で大きくシルエットが異なり、w2200だと非常にカッコよくなるためカット時に急遽お客様に電話し間取り上問題ない等、お客様にも確認を取り寸法を変更させていただきました。

通常このようにお客様のご希望を変更することはしないのですが、事前に寸法のご相談をしていた点、またその10cmで大きく一枚板の表情が異なるので、製作する職人としてではなく、ただ1人の一枚板が大好きな人間の感覚から変更させていただきました。

このウォールナット一枚板の躍動感をよりカッコいい表情にするために変更させていただきました。
K様いろいろご迷惑おかけし申し訳ございません。

この一枚板に反り止め施工していきます。

2代のルーターを使用し台形の溝を掘っていきます。
別の一枚板の写真ですがこのような感じです。

がっちりとハマり、面でがっちり吸い付きます。

綺麗な溝を作って桟を打ち込んでいきます。
あまりにも集中しずぎて写真撮影するのも忘れてしまいました。
他の一枚板の写真ばかりで申し訳ありませんが、このように打ち込んでいきます。

強く打ち込んでは桟を削り

打ち込んでは削りを繰り返します。

詳しくは下記リンクをご覧ください。

アリ溝吸いつき桟の反り止めをブビンガ一枚板に実施しました。

このように反り止め実施し、完了しております。

このあと節の部分を加工していきます。
こちらのウォールナット一枚板にはこのように樹皮を含む部分があります。

この部分を通常でしたらブラックのエポキシ樹脂で補修して黒い平面になるのですが、今回はレジンで補修していきます。

このような部分は樹皮が折り重なり、これもまたカッコよく、この部分をレジンに閉じ込められたらいいのですが、樹皮の部分は大きく痩せる可能性が高くレジンを入れる場合はこの部分を取り除く必要があります。
折り重なるように入り組んだ樹皮をパズルを解くように外していきます。

周りが傷つかないように、またレジンを流した時の奥が傷つかないように丁寧に時間をかけて取り除きます。
丁寧に作業しこのようにきれいに仕上がりました。

レジンを流しこんだ後に隔離が起きないよう、使用中にレジン周りの木が傷つきにくくするために細かなこだわりの作業をしていきます。
最近はDIYでもレジンテーブル作る方いるようですが、プロとの差はこのように一枚板の特徴を知り、しっかり使用中や数年後のことを考えた施工が必要です。

レジンの樹脂の選択から始まり、レジンテーブルに関しての細かなこだわり、一枚板テーブルに関しての細かなこだわりがあってこのような部分にも適切にレジンの加工ができます。

大々的なレジンテーブル!がお好みでない方も、気に入った一枚板のこのような部分の魅力を上げるのにレジンは最適ですね。
効率や販売することばかり考えるのではなく、本当に良い一枚板・本当にカッコイイ一枚板を第一に製作・販売していきます。

良い一枚板多数揃っておりますのでお気軽にご連絡ください。

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